2017年11月10日金曜日

11/5〜11/8

十一月五日

仕事はやめに終わり、今週分のつくりおき食材を釈迦力になって作ったら、めちゃくちゃ疲れてしまった。父が台湾旅行から帰ってきたので、和食が食べたいだろうと思って、和食ばっかり。寝る前に、『の・ようなもの のようなもの』観た。愛溢れる森田監督オマージュで微笑ましい。


父の台湾土産の、謎の焼き物(ムツゴロウの置物的なもの。ツヤッツヤ。)をくるんでいた台湾の新聞気に入った。






十一月六日

『ブレードランナー2049』観に行った。もう何回か観ないと、何も言えない。めちゃくちゃかっこよかったが、途中でなにがなんだかわからなくなってしまって、後半は主人公に対し「とにかく、死なないようにがんばれ!!」と見守るだけの人になってしまった。しかし、今2017年で、2049年って言ったら私たぶん生きてる気するけど、ほんとあんなんになってたらどうしよう。アンドロイドの人と仲良くできるだろうか。アンドロイドの人、ちゃんと優しくて、器のでかいいいやつで、仕事もできる完璧なかんじの人だろうから、彼らもまた同じ世に暮らす同士であり、つらいことや悩みや悲しみを抱えうることをあまりリアルにイメージできずに、無意識に冷たくしそう。とか言ってそれ、正直2017年の今、生身の人間に対しておんなじことしてる気するけどな。でも大丈夫、みんなアンドロイドだったらいいのに、とかはまだ思ってません。気をつけよう。




十一月七日

一日中走り回っていたので、疲れた。なんか落ち着かない変な日だった。駅で、ハトが愛していた。




十一月八日

職場の前に思いっきり犬のフン放置されてたから、掃除してたら鳥のフンくらった。こうして一文にまとめるとなんかものすごく収まりの良いネタのように見えるけど、生きていてこんな納得のいかない気分になることそんな無いよ。まじでない。どうしてそんなことになるんだよ。仕事してるとき基本ひとりだから、誰かにその場で笑ったり慰めたりしてもらうこともなく、ドラッグストアにシャンプー買いに行ってなんとかしたけど、こんな行き場がありすぎて逆に行き場の無い怒り、そうそう無いよ。とにかく納得がいかない。犬、鳥、人間、みんな間違っている。仕事の作業色々やろうと思ってたけど、戦意消失してさっさと上がって遊びにいった。でもそのあとすごいいい事あった。この夜めちゃくちゃジャンケンがつよくて、ジャンケンバトルに勝ち抜いて好きな作家さんに絵と文を描いてもらった。でもウンがついたおかげだなんてミジンコの足先ほども思っていません。かわいいジャンケンのネックレスをつけていたので、ジャンケン強かっただけです。おわり。




2017年11月5日日曜日

10/29〜11/4

十月二十九日


昨日は後ろ髪ひかれつつ昼の新幹線で東京に戻る。また台風が来ているらしく、どこを通っているときも雨が降っていた。夜は学生時代の友達と久しぶりに飲んだ。充実した休日だった。今日からまた仕事。旅行に興味のない人生を送ってきたのだけれど、たまになんにも知らないところに行くのもいいなあと今は思っている。また旅に出たいので、いつもの東京での日々を懸命に送る。



十月三十日

台風は夜のうちそそくさと去ったらしいが風が強い。空気もいきなり乾燥してきて喉が痛い。ロング丈のコートを着てマスクをしていたら図らずしも口裂け女のコスプレをしている人みたいになっている。写真は京都で買った飴。詰め合わせみたいなやつで、べっこう飴がひとつ入っていた。口裂け女自爆。



十月三十一日

ハロウィン昨日かと思っていたら今日だった。やはり朝体調が思わしくなくげんなり。定期入れを忘れたし、服も、昨日の反省を生かして口裂け女っぽさにだけ気をつけあとは適当に選んだのでひどい組み合わせで、今日は完全に趣味の悪い人のコスプレになってしまった。コーディネート以前に、ユニクロの涼しいキャミソール(エアリズムとかいうやつ)の上にヒートテックをきているのも問題だ。はやく帰って寝たい。



十一月一日

「十一月一日」顔文字みたいだ。 十一月だ。めっきり寒い。冬がきた。まだ暗いうちに家を出たけど息が白かった。体調が悪いのは花粉かと思っていたが、急に寒くなって風邪ひいただけみたいだ。たぶん今日は熱がある。熱があると口が緩むのか独り言が多くなる。「何故こんな目に……。」みたいなことを六回位言った。まだ帰れないのだが何かしていないとダウンしてしまいそうなので先に日記を書いている。明日以降の日記も書いちゃおうかな。秋の爪にした。



十一月二日


風邪治らず、全力の鼻声で仕事。恥ずかしい。やっと帰れても寝苦しく、アマゾンプライムで熊切和嘉監督の『私の男』鑑賞。原作を読んだときはこんな話信じられない、こんな愛はないと思ったが、映像で見たらあっさりと、そういう愛や執着もあるのだろうと思った。小説だから/映画だから ではなく、単純に自分が変わっただけかもしれないけど。

 主演の浅野忠信さん、二階堂ふみさんのすばらしさはもちろんのこと、高良健吾さんがいきなり出てきて嬉しかった。高良健吾さんは、私が思うところの日本人で最も美しくかっこいい好きな顔。あと、流氷って見てみたいな。



十一月三日


休みだが一日寝込んでいた。天気も良かったのに。今日は岩井俊二監督『リップヴァンウィンクルの花嫁』をアマゾンで見る。とても良かった。何をもって生きるか。どんな風に死ぬか。お金に、対価として何をもたらされることを望むか。友達になることと、家族になること。友達であることと、家族であること。こうして書いて並べるとシンプルでありふれた、でも生きていて考えないことはできないテーマについて、とても誠実に、美しいモチーフで描かれていたと思う。

 夜は起き上がって、作りかけだったイヤリングを完成させた。



十一月四日


熱は下がったが、咳がとまらなくてたまに死ぬかと思う瞬間がある。蚤の市に行きたかったけど、断念。夜やっと外に出た。月がずいぶん光っていた。ばけねこ(つちねこ)のおもちゃを貰った。ねこってたまにほんとにつちのこみたいになってる時あるよ。




10/27〜10/28 《京都特別号》

十月二十七日
十月二十八日

新幹線で憧れの街、京都へ。






























自分にゆかりのない場所で必ずまた来たいと思ったのは初めてかもしれない。また来たい。




















2017年11月1日水曜日

10/24〜10/26

十月二十四日


こうして日々の記録を公開すること、磨硝子窓の中に住んでいるみたいだ。




十月二十五日


きのう、駅前にやけに丸くて大きい石が落ちてるのを見た。きょう、ローソンであんまんを買おうとしたら売り切れで、ごまあんまん、というのならあると言われたのでそっちを買った。包みを開けるときのう駅前で見た石が出てきた。びっくりした。こんなに石なのにかなりふわふわ~と思って触っていたら手が滑って落とした。でも3秒ルールで拾って食べた。負の連鎖を繰り返さないために。




十月二十六日


前髪が伸びすぎていたので仕事帰りに切りに行った。先月の半ばくらいまではロングだったんだけど三分の二くらい切った。約一ヶ月で髪が短いということには慣れたけど、髪が伸びるということを長い時より実感しやすく、気になってしまう。みるみるみるみるみるみる伸びてくるこれは、いったいどこからどう湧いてきてるんだろう、とか、いま根元にある部分がいまの毛先の位置まで下がってくる頃、わたしはどうなってるだろう、とか。





2017年10月23日月曜日

10/17〜10/23

十月十七日


久々に長い夢を見た。映画の撮影所で、子役の代理の子供たちが無理矢理寝かしつけられている。スタッフは皆随分と生意気だった。ゴキブリがいるらしく、それをなんとかしろと互いに押し付けあっている。私はそこから出なければならなかった。来た時にくぐれたはずの穴は、大人の身体では到底くぐれなかった。天井のロープを伝って渡ろうとすると、向かいから小猿のような少年がロープを滑ってきて「ゆらさないで!」とか言ってくる。「わかった! 後にする!」と無理して元気に答えたが、彼はロープの真ん中で自らのリュックを炎上させたり、それを素手で消したりしていて一向にロープを譲ってくれない。すべてが終わるまで天井裏で待とうと思った。待っているうちに眠ってしまった。何度も誰かにゴキブリのことで殺虫剤を持っていないかと呼ばれる。その度に寝ていてはいけないと思ったが、あまりに眠たく、またあまりにも頻繁に起こされるので、夢の中なのだから別に寝ていてもいいじゃないかと開き直って、そして目が覚めた。




十月十八日


カーテンを開けたら目の前に鳥の巣があった。触れる距離ではなかったが、目線の高さでまじまじと鳥の巣を見るなんてことは初めてだった。よく出来てるな、なんて見てたら中に卵が三つ程ちょこんと乗っている。うち二つは上の方が割れていて、一つはたまご型のままだった。親鳥らしき鳥は近くにおらず、時期も時期だしきっとこの卵が孵ることはなさそうだった。卵の中になにかしら残っているのであれば土に埋めるなりしたかったが、手が届かなくてどうすることもできなかった。からっぽの命が目の前にあるのに輪郭に触れることもできない。もどかしかった。指先がひりひりする。





十月十九日

雨続きで滅入っている。あと、最近なにかと足がつるので、結構真剣になやんでいる。下手すると両足が同時につる。一度つるとなかなか治らなくて、まさに絶望する。三途の川のこととかつい想像してしまうほど。両足つってるとまともに歩けないので、三途の川行っても渡れないけど。




十月二十日

衆院選間近。駅前で気合いの入った演説が行われている。候補者が革命、革命と声をあげる度に歓声と拍手が起こる。私はバスに乗らなくてはいけなかったのでその横を小走りで通りすぎる。革命っていうのはいま立っている踏んでも蹴っても変わらない地面を、ぱたりぱたりと畳んでいくみたいなかんじで起こすのだろうか。畳んだら違う足場があるか、あたらしい地面を作るかするんだろうか。大雨の中バスは定刻通り発車して、私は地続きに移動した。起こすならどんな革命を起こそうか。




十月二十一日


栗ごはんを作りたかったが、栗の防御力が高すぎて、毎時3こくらいのペースでしか剥けないかんじだったので、3こむいて諦めて飲みに行った。冬のコート等を出した。



十月二十二日


台風が来ていて土砂降りの中、選挙の投票に行った。投票所は小学校なんだけど、入ろうとしたら靴箱のところでおじさんがつかみ合いの喧嘩をはじめるところだった。発端は傘がぶつかったとかそういうことらしかったが、投票にきているというだけのことで二人とも無駄に正義感を振りかざしているような態度に見えた。何にせよ、小学校でおじさんたちが喧嘩してるのはなんか変。





十月二十三日


台風一過。久々のはれ。でもまだ風がつよく吹いていた。どんぐりがすごいことになっていた。どさどさ落ちていた。どんぐりの先はけっこう尖ってるので、何気にあぶない。いそいで仕事に行く途中だったから、拾ったりはしていない。拾いたかったな。